『やまとたちばな』での地域おこし具体例の紹介・PR

●「やまとたちばな」の香りただようまちづくりへ
 近年では 「やまとたちばな」の機能性分の中には強い発がん抑制効果やコレステロール低下作用などがあることがわかっています。

 また柑橘系は全般に、うつ病などの治療にも効果が認められたり、フレッシュな感覚を保ち、人々を幸せにする香りといわれてきました。

 こうした香りの持つ効果・効能については今後の研究によって、より明確になってくると思われますが、橘の伝承をみましても、古代の日本人も香りを嗅ぐことで本来の人間のパワーが甦ってくることを察知していたと考えられます。

 こうした点と、昨今の香りへの関心の高まりを考慮しますと、観光ルネサンス事業≠ニしての「やまとたちばな」の香りによるまちおこしの事業展開は、まさに時代に合ったものといえます。

 古代日本の香りの象徴でもあり、鳥羽にもゆかりの「やまとたちばな」を現代に甦らせることは、鳥羽ばかりでなく、日本そして地球的規模で意義のあることになると思われます。 そしてその香りの発信源としての鳥羽にも、未来の新しい展開が期待されます。

鳥羽市では、市内での『やまとたちばな』の植栽支援、接木植栽等を進めるとともに商品化企画、試作展示販売を行っています。

試作中の「やまとたちばな」の香り袋
試験販売で好評だった「やまとたちばなアイス」