禅の道で禅語を探してみよう
日常から離れ,いつもと違う自分を発見する旅。 「禅語」が用意されています。
禅系の寺、潮音寺と隣接する美多羅志神社の座禅の石から、蟹穴古墳につづく
答志島の「禅の道」は、途中眼下に広がる美しい景色と、厳しい修行に耐え抜いた巨匠達の示した禅語を重ね味わうことで,日々穏やかに幸せに過ごして頂こうとの願いから生まれた道。
禅の名句を巡る答志島の「禅の道」は、我執(我にとらわれる)から離れ、「本来の自己」を見出すための道しるべ。自分探しの旅に出掛けてみませんか。
潮音寺 (ちょうおんじ)
白華山潮音寺は曹洞宗永平寺派で、ご本尊は行基の作と伝えられる薬師瑠璃光如来。お寺の開基は室町時代の1444年で、江戸時代の1624年に開山されました。
境内右手に観音堂があり、三重梅花百観音第五番霊場となっています。昔から信心深い答志町の人々の大切な場所となっています。
美多羅志神社 (みたらしじんじゃ)
創立年代は不詳ですが、享保4年の棟札や延享3年献品の一対の獅子のほか、古文書が保存されている由緒ある神社です。
主祭神である美多羅志神は八王子諸神のことで、帯(たらし)一族に由来するといわれています。明治41年に10社ほどを合祀して、現在の美多羅志神社になりました。神紋は右三巴です。
蟹穴古墳 (かにあなこふん)
7世紀後半に築かれた径約11メートル、高さ1.5 メートルの円墳です。
内部は横穴式石室で、天井石は取り除かれています。この古墳からは後に「世界を駆けめぐる土器」として有名になる、国重要文化財「長頸瓶(ちょうけいへい)」が出土しています。
岩屋山古墳 (いわややまこふん)
標高約80メートルの岩屋山の頂上にある島で唯一残っている円墳です。
この地方屈指の巨大な横穴式石室を持ち、3メートルの磯石が5個、天井石として使われています。